紀州釣りウキ自作
今日は雨の日・・・
紀州釣りをする人で、ウキを自作する人が結構多く居ますが、どんな発想で作られているのでしょうか。
私の紀州釣りでは、主に遠投を得意とする釣りスタイルです。
過去記事:遠投紀州釣りの勧め
遠投する場合のウキの性能面でのこだわりは以下です。
①ダンゴへの追従性が良く遠投がし易いように、出来るだけ軽くする。
②遠投してもウキ当たりが捉えられるように目印が良く見える。
③ウキが安定していてシモらない。
④感度もそこそこ期待する。 とこんな感じでしょうか。
更に、極力、安価で簡単に作れることも重要要素になっています。
これを実現するために、創意工夫し他の人が余り使用しない建材用のバックアップ材を使用します。
去年は、紀州釣りで使用する主な3種類のウキ(玉ウキ、寝ウキ、棒ウキ)を独創性を活かして
作り上げました。
過去記事:今年の紀州釣り用自作ウキ『水雲ウキ』の総括
3種類のウキの中で、最後に作り上げた玉ウキ系の中空円柱ウキを拡散させたいと考えていますが、
私が紀州釣りを始めた半世紀前には主流だった玉ウキが、今は寝ウキや自立棒ウキに変遷しており、
紀州釣りにこだわりを持つ前の初心者に積極的に配って、玉ウキ系の復活を目論んでいます。
この材料単価は、塗装を含めても20円程と格安で簡単に作れるのでお勧めです。
この中空円柱ウキは見かけによらず魚の当たりをウキの挙動で表してくれます。
・中空円柱ウキ

このウキを発想した時は、ヤクルトの空ボトルを眺めていたので、そのままヤクルトの中空円柱ウキです。
ヤクルトの空ボトルは薄く仕上がっているので、軽いウキに仕上げられますが若干強度的には劣ります。
また、ヤクルトは価格が少し高いので、安価なライフのいきいき乳酸菌ボトルを買い溜めています。
ここで悩みなのが、ウキの残浮力です。
使う釣り場の棚の深さや潮の速さ、また主観により残浮力の大きい小さいが個人個人で違い、
バックアップ材の厚みを変えた(3㎜、5㎟)浮力でも2バージョンしか準備できないことです。
ライフのいきいき乳酸菌ボトルはストックが200個ほど溜まっているので、ボチボチ作ろうと思います。

過去記事:紀州釣り用『水雲ウキ』の中空円柱ウキの自作の勧め(詳細手順)