紀州釣りウキ自作
乳酸菌飲料の空ボトルを活用した、遠投用『水雲ウキ』中空円柱ウキも自作しました。
独創的な発想で作っていますが、材料単価20円程と安価で、テレビを見ながらでも簡単に
作ることが出来ます。
オリジナルのウキは市販されていた硬質発泡素材の成形品でしたが、容易に入手出来る
安価な素材を組合わせて、似た形状・特性を実現しました。
過去記事:半世紀前の紀州釣り用ウキのルーツが知りたい
色々な種類の乳酸菌飲料を買って試しましたが、個人用に使うのはライフで購入した
いきいき乳酸菌飲料の空ボトルです。
半分にカットして飲み口にウキ環を付け、内側にはバックアップ材角10×5×110㎜を貼り
浮力を持たせています。
・遠投用『水雲ウキ』中空円柱ウキ

今回試作した部材構成は以下です。
外形:ライフのいきいき乳酸菌飲料の空ボトルの真ん中でカットして上部を使用
(上側は橙、または黄に、下側は黒に塗装、逆光用は全体を黒色塗装)
浮力: 内側中央にバックアップ材角 10×5×110 のり付 を貼り付け
ウキ環:ステンレス針金Φ0.7 150㎜を1本使用
重量:2.8g
このウキの残浮力は0.5号相当です。
このウキの作成手順は、以下を参照ください。
過去記事:紀州釣り用『水雲ウキ』の中空円柱ウキの自作の勧め(詳細手順)
乳酸菌飲料の空ボトルは約40㎜の直径なので、40~50mの遠投をしても視認性が良いです。
遠投性も、投げたダンゴに吹き流しの様な感じで追従して飛んでいきます。
安定性も良く、中空なので敏感性も良いです。
玉ウキの様に、ダンゴ当たりはウキがピョコピョコ踊り波紋を出し、本当たりではスッと抵抗無く引き込まれます。
個人的には、この形状のウキに過去からの思い入れが有るのですが、紀州釣りで玉ウキ系を使う人が少なく
他の人には強くお勧めはしませんが、安価・簡単に作れるので作り溜めしていて気軽に配布が出来るウキです。