紀州釣りウキ自作
外形を乳酸菌飲料の空きボトルをカットして使い、中空円柱ウキに仕上げることを考えました。
一応、このウキもバックアップ材を浮力にして使用しているので、『水雲ウキ』の部類に含めます。
過去記事:新型 中空円柱ウキの模索
この加工方法の改良策として、ウキ環として加工しているステンレス針金の加工方法を見直し、
150㎜の1本を50㎜で折り返し、5㎜程(回数で4回程)を捩っておき、ボトルの口に引っ掛けて
対角側を捩り、、収縮チューブΦ2を10㎜ 2本通して、針金の先端を輪に通して捩り、捩った2箇所に
収縮チューブを被せて、中央にウキスイベルのスナップが固定できる環を作っています。
加工方法を改良したので、作業性が良くなりました。
・加工

・塗装済

今回試作した部材構成は以下です。
外形:業務スーパーで購入した乳酸菌飲料の真ん中をカットして上部を使用
(上側は黄色、または橙色に、下部は黒色に塗装)
浮力: 中:バックアップ材角 10×3×1000 のり付 を100㎜
下:バックアップ材角 10×3×1000 のり付 を83㎜
ウキ環:ステンレス針金Φ0.7 150㎜を1本使用
(針金の端面をカバーするために、収縮チューブΦ2 10㎜×2本使用)
重量:2.6g
このウキの残浮力は0.5号相当です。
(ステンレス針金の使用を前回より110㎜短縮したので、少し軽くなりました)
これは、棒ウキや寝ウキで使っているカーボンソリッドを使わないので、材料単価は20円程です。
特殊な作業も無いので結構短時間で作ることが出来ます。
垂水漁港で玉ウキも使われる常連さんに配って、感触を見て貰おうと思います。