評論家の隠れ家

須磨の海とそこに集う人々に魅了された釣り師です。 主に紀州釣り、たまに遠投ロケットカゴ釣りをやっています。

紀州釣りウキ自作

遠投紀州釣り用の玉ウキの代用として、バックアップ材角 10×3×1000 のり付を浮力に使い、
外形を乳酸菌飲料の空きボトルをカットして使い、中空円柱ウキに仕上げることを考えました。
一応、このウキもバックアップ材を浮力にして使用しているので、『水雲ウキ』の部類に含めます。

 過去記事:新型 中空円柱ウキの模索

この加工方法の改良策として、ウキ環として加工しているステンレス針金の加工方法を見直し、
150㎜の1本を50㎜で折り返し、5㎜程(回数で4回程)を捩っておき、ボトルの口に引っ掛けて
対角側を捩り、、収縮チューブΦ2を10㎜ 2本通して、針金の先端を輪に通して捩り、捩った2箇所に
収縮チューブを被せて、中央にウキスイベルのスナップが固定できる環を作っています。

加工方法を改良したので、作業性が良くなりました。

・加工


・塗装済


今回試作した部材構成は以下です。
外形:業務スーパーで購入した乳酸菌飲料の真ん中をカットして上部を使用
(上側は黄色、または橙色に、下部は黒色に塗装)
浮力: 中:バックアップ材角 10×3×1000 のり付 を100㎜
    下:バックアップ材角 10×3×1000 のり付 を83㎜
ウキ環:ステンレス針金Φ0.7 150㎜を1本使用
(針金の端面をカバーするために、収縮チューブΦ2 10㎜×2本使用)
重量:2.6g
このウキの残浮力は0.5号相当です。
(ステンレス針金の使用を前回より110㎜短縮したので、少し軽くなりました)

これは、棒ウキや寝ウキで使っているカーボンソリッドを使わないので、材料単価は20円程です。
特殊な作業も無いので結構短時間で作ることが出来ます。

垂水漁港で玉ウキも使われる常連さんに配って、感触を見て貰おうと思います。

釣り場紹介

2024年8月30日9時過ぎより、 釣り場巡回(須磨漁港~須磨浦港)してきました。

天気は晴天で、南東風が少し吹いていますが、台風の気配は予測できない状況です。

ヨットハーバー横には、誰も居ませんでした。
西寄りのところにオイルフェンスが干されており、須磨海岸の沖に張られていたのが撤去されたようです。
・ヨットハーバー横


須磨海岸は沖の一文字間に張られていたオイルフェンス等が無くなっています。
今までサメ避けネットで大きな魚の回遊が遮られていたのですが、これで真鯛も狙えるようになります。
・須磨海岸








千守突堤は、東側に1人居ました。
・千守突堤


須磨浦漁港には、東波止、西波止には誰も居ませんでした。
・須磨浦漁港


今日の須磨の海は、少し濁りが入っていたようですが、台風10号がノロノロ迷走しているので、
危険回避のため、あと数日間は釣りは自重したいと思います。

以下はおまけの情報です。
須磨漁港奥の漁船はいつもより多めで、しっかりロープで固定されています。
・須磨漁港奥の漁船


須磨漁港の漁船も、しっかりロープで固定されています。
・須磨漁港の漁船


須磨浦漁港には漁船は無く、安全に停泊できるところに移動したようです。
・須磨浦漁港には漁船無し

紀州釣りウキ自作

中空円柱ウキの試作

昨日、垂水漁港で紀州釣りをされていた方の要望を聞いて、試作してみました。

・外側


・白塗り後


今回試作した部材構成は以下です。
外形:業務スーパーで購入した乳酸菌飲料の真ん中をカットして上部を使用
浮力:中:バックアップ材角 10×3×1000 のり付 を100㎜
    下:バックアップ材角 10×3×1000 のり付 を83㎜
ウキ環:ステンレス針金Φ0.7 130㎜を2本使用
(残浮力を下げるために、バックアップ材角を2本に減らしました)

アクリル塗料の白を下塗りしただけです。
塗装後の仕上がり重量は4.1gでした。
残浮力は2g程なので5B相当になります。
これは材料単価20円程で出来ました。

次回、垂水漁港に行ったときに試して貰おうと思います。

釣り場紹介

2024年8月26日9時過ぎより、 釣り場巡回(須磨漁港~垂水漁港)してきました。

天気は晴天で、風が少し吹いていますが、台風の気配が全く予測できない良い天気です。

ヨットハーバー横には、誰も居ませんでした。
・ヨットハーバー横


須磨海岸は海水浴場は終了していますが、沖のオイルフェンス等が未だ残っている状態です。
・須磨海岸


千守突堤は、東側に7人、西側に2人居ました。
・千守突堤


須磨浦漁港には、東波止、西波止には誰も居ませんでした。
・須磨浦漁港


ここから垂水漁港に向かいます。

東波止には1人居ました。
紀州釣りでぬか切りぎみの棚設定で釣られていましたが、グレ、アジが釣れていました。
・東波止


以前に配ったウキの感触を聞いて、中空円柱ウキの要望を聞いてみると、2Bか3Bの残浮力で
白色を希望されたので、気が向いた時に試作してみようと思います。

台風10号に缶すぃて、漁船の退避状況ですが、須磨では未だ動きは有りませんでしたが、
垂水漁港では奥側に漁船が溜まりだしていました。
・垂水漁港奥


台風10号の進路予想が大幅に西寄りにズレたので近畿を通過するのは少し遅れるようですが、
各地で影響が出ないことに期待したいです。
また、台風一過後は暑かった夏を吹き飛ばして、気候が一気に秋に移り変わって欲しいところです。

釣り場紹介

今年の須磨海岸の海開きは7月11日からでしたが、明日(8月25日)で海開き終了です。

 過去記事:今年の須磨海岸の海開きは7月11日から

来週は台風10号が強い勢力で直撃しそうなコースを辿っているので、直ぐにオイルフェンスやサメよけネットの
撤去が行われないと思いますが、これが撤去されれば、沖から大きな魚が上げ潮に乗って海岸に接岸して
くるので、本格的にシラサエビ餌で真鯛やスズキを狙ったライトカゴ釣りを始めようと思います。

 外部リンク:海開きは11日 須磨海水浴場にサメよけのオイルフェンス設置

・オイルフェンスの下にはサメよけネット


台風が通過するとき、大きな風波で海底に堆積した泥に含まれるプランクトン等の死骸から発生した
硫化水素が拡散する青潮の影響で、漁港内に潜んでいる魚が大量に死んで浮くかもしれません。
(過去に何度か青潮の影響が出たことが有ります)

台風一過後に、暑かった夏から秋に移り変わってくれれば、昼間の紀州釣りでのチヌ釣りも出来ます。
季節の移り変わりが待ち遠しいところです。

紀州釣りウキ自作

先日、乳酸菌飲料のボトルを活用した中空円柱ウキを試作したのですが、スーパーまで
買い物に行ったときに、乳酸菌飲料のボトルが対比できるように幾つか買ってみました。

・乳酸菌飲料ボトル


①業務スーパー 乳酸菌飲料
 材質:ポリスチレン
 口径:20㎜
 最大径:37㎜
 高さ:75㎜
 重量:3.1g

②KAGOME 生きて腸まで届くビフィズス菌
 材質:ポリスチレン
 口径:31㎜
 最大径:43㎜
 高さ:95㎜
 重量:6.1g

③Yakult ジョア
 材質:ポリスチレン
 口径:33㎜
 最大径:47㎜
 高さ:93㎜
 重量:5.8g

④LIFE PREMIUM とろ~りのむヨーグルト
 材質:ポリエチレン
 口径:29㎜
 最大径:52㎜
 高さ:93㎜
 重量:11.0g

⑤Yakult Y1000
 材質:ポリスチレン
 口径:26㎜
 最大径:40㎜
 高さ:118㎜
 重量:7.4g

乳酸菌飲料は、どれもアルミのキャップが貼り付けられており、口の部分が針金を引っ掛けられるように
なっています。
材質がポリスチレンが大半ですが、サンドペーパーで腰れば蛍光塗料を塗布できます。
ポリスチレンは有機溶剤耐性が低いので、ミッチャクロンマルチを塗ると少し溶けるので塗れません。
LIFE PREMIUM とろ~りのむヨーグルトだけ、材質がポリエチレンなので、ミッチャクロンマルチを下塗りし、
蛍光塗料の塗布が必要です。

おいおい、中空円柱ウキに加工できそうなものを加工してみようと思います。

紀州釣りウキ自作

軟質発泡ポリやバックアップ材の発泡ポリエチレン素材を活用した遠投紀州釣り用のウキ三部作の完成です。

一般的な紀州釣りでは、ダンゴを手投げ出来る近投の紀州釣りが主流ですが、杓を使ってダンゴを40m以上に
投げる遠投紀州釣りも面白いです。

 過去記事:遠投紀州釣りの勧め

紀州釣りで主に使用するウキは、①自立棒ウキ、②寝ウキ、③玉ウキの3種です。

私は遠投紀州釣りに特化して、他の人が発想しないようなユニークなウキも多く自作しています。
遠投紀州釣り用のウキは市販されていないので、必然的に自作することになります。

棒ウキは『水雲ウキ』遠投バージョンです。
浮力・目印には軟質発泡ポリΦ20を使っています。

 過去記事:お盆に水雲ウキ自作

・水雲ウキ遠投バージョン


寝ウキは『水雲ウキ』寝ウキバージョンです。
浮力・目印には軟質発泡ポリΦ20を使っています。

 過去記事:紀州釣り用『水雲ウキ』寝ウキ遠投バージョンの追加作成

・水雲ウキ寝ウキ遠投バージョン


玉ウキの代用としては中空円柱ウキです。
外形は乳酸菌飲料の入れ物を使ってΦ37、浮力をバックアップ材角を使い内側に貼り付けています。

 過去記事:新型 中空円柱ウキの模索

・中空円柱ウキ


遠投紀州釣りのウキに必要な事項は、軽くてダンゴへの追従性が良く、遠くに投げても視認性が良く、
波に負けない安定性が有り、魚の当たりに対してそれなりの敏感性が有ることです。
上記の三部作はこれらに配慮した構造・形状を模索し、作り込んでいます。

・遠投紀州釣り用ウキ三部作



基本的に遠投紀州釣りは、近隣では1名を除いて居ませんので配布の予定は有りません。
唯一、遠投紀州釣りをやっているT村君を見かけた時には、三部作サンプルを進呈して試して貰おうと思っています。

紀州釣りウキ自作

新型 中空円柱ウキの模索をしてみました。

以下は、半世紀前に、紀州釣りで玉ウキの代わりに遠投用ウキとして使っていたウキです。

・50年前の中空円柱ウキ_オリジナル(左:上面視、中:側面視、右:底面視)


 過去記事:半世紀前の紀州釣り専用ウキが出てきました

今回、たまたま、飲み干した乳酸菌飲料の入れ物をぼんやりと眺めていて、形状が似た形に見えたので、
この一瞬の閃きで、ちょっと試しに作ってみました。

・乳酸菌飲料の入れ物


これで、形が維持できる外形が流用出来るので、内側に入れる浮力をバックアップ材角 のり付を使って
丸めながら内側に貼り付けてみようと考えました。
バックアップ材角は使えそうな薄手のものが手持ちに無いので、アグロガーデンで調達しました。
使えそうなものとして、アイネットのバックアップ材角を2種類購入(10本入り×2で1000円弱)しました。
・バックアップ材角


この形を真似た復刻版を以前に作っています。

以下の写真の左側は、ウメズの発泡材Φ40を35㎜カットし中央をくり抜き、少し圧縮ぎみに形を
整えて仕上げたものです。
左:過去に作ったもの、右:今回作ったもの
・中空円柱ウキ試作


今回試作した部材構成は以下です。
外形:業務スーパーで購入した乳酸菌飲料の真ん中をカットして上部を使用
浮力: 上:バックアップ材角 10×5×1000 のり付 を105㎜
     中:バックアップ材角 10×5×1000 のり付 を100㎜
     下:バックアップ材角 10×3×1000 のり付 を83㎜
ウキ環:ステンレス針金Φ0.7 130㎜を2本使用
(残浮力を下げるには、バックアップ材角10×3×1000で全て仕上げるか、上側を除くと良いです)

アクリル塗料の白を下塗り後、蛍光塗料イエローを塗っています。
塗装後の仕上がり重量は4.2gでした。
(過去に発泡材Φ40で試作したものは重量は6.2g)

材料構成は全く異なりますが、外観形状はほぼ同じで重量を2g軽く仕上げられました。

この中空の形状は、吹き流しの様にダンゴに追従して飛ぶので遠投紀州釣りで使用できると思います。
紀州釣りでも、ちょっと異質な遠投紀州釣りに特化した玉ウキ系のウキになります。
紀州釣りでも、40m以上のフル遠投で玉ウキと同様の特性でウキ当たりを捉えられると思います。

【補足情報】
この中空円柱ウキの自作方法は、日本海側で使われているタルウキの簡単自作方法にも応用できると
思います。(以前、中空円柱ウキをタルウキと似ていると聞いたことが有ります)
任意のサイズの円筒樹脂容器の内側にバックアップ材角 のり付を貼り付けて、筒状のウキを作れます。
バックアップ材角 のり付を真っ直ぐな状態で使うのではなく、湾曲させて使うのと、 のり付であるのを
活かして内側に貼り付けることで、浮力と形状保持に活かせます。
(ヤクルト ジョアの入れ物を活用すれば、結構大きなタルウキが作れるかもです)
割と簡単に作れるので、ライトカゴ釣り用のウキとしても考えてみたいところです。

釣り場紹介

海水温の測定に

連日、暑い日が続いています。
今年の夏は暑すぎて、海に足が向いていません。

暑い日が続くと、海水温が実測値でどれくらいに上昇しているのか気になります。
以前は、観賞魚の水槽用の水温計を持って行って確認することも有ったのですが、今は壊れています。

安価な水温計が無いか探してみると、100均のキャンドゥで『湯温計』が税込み110円で売られていました。
近くの店舗を探して、キャンドゥ ライフ長田店で確認すると、商品が有りました。

・湯温計


風呂の湯温を図れるように作られていて、測定範囲は0℃~50℃も問題無しです。
裏側には、釘の頭を引っ掛けるような穴が有るので、壁掛けで室温も計れます。
布バケツに海水を汲んで浮かせて測定するか、上部にロープを付けて下側に錘を付けて海底まで下して
測定することも出来ます。

釣り場紹介

須磨海づり公園のプレオープンイベントが計画されています。

2024年10月27日(日) 10時から14時までプレオープンイベント
「須磨海づり公園」釣台での釣り体験参加者100人募集

 外部リンク:「須磨海づり公園」が10月27日(日曜)にプレオープン! 釣台での釣り体験参加者100人募集

 外部リンク:「須磨海づり公園」釣台での釣り体験参加者100人募集

神戸市内在住者を対象として、事前に申請して抽選が有るようです。
募集期間
開始:2024年08月19日 09:00(月曜日)
終了:024年09月18日 17:00(水曜日)
募集人数・組数:100人(①須磨区在住の方30人、②その他市内在住の方70人)

申請しようと思いますが、私は70人枠での抽選なので厳しいでしょう。

・須磨海づり公園

< 2024年08>
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
QRコード
QRCODE

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 5人
プロフィール
評論家
評論家