評論家の隠れ家

須磨の海とそこに集う人々に魅了された釣り師です。 主に紀州釣り、たまに遠投ロケットカゴ釣りをやっています。

釣り場紹介

ちょっとした疑問

須磨海岸では、海水浴シーズンになると、きれいな海で安全に海水浴を楽しめるように、沖の一文字の間に
オイルフェンス、サメよけネット、クラゲよけネットが張られています。

 外部リンク:海開きは11日 須磨海水浴場にサメよけのオイルフェンス設置

オイルフェンスの下にはサメよけネットが張られています。
サメよけネットは、小魚ならすり抜けられるようですが、大きな魚が海岸や須磨浦漁港の東波止の東側へ
入ってこれないのではと思えてきました。
・オイルフェンスの下にはサメよけネット


去年は、エサ光さんでシラサエビシーズン会員になっていたので、須磨浦漁港の東波止の東側に釣行した
記録が有るのですが、小魚しか釣れていませんでした。
思い過ごしなら良いのですが、もしかしたら、サメよけネットが外されるまでは、大きな魚が海岸側には
入って来れないかもしれません。

サメよけネットが関係ないポイントはヨットハーバー横や須磨浦漁港の西海岸になります。

今は暑すぎて釣行する気になりませんが、須磨海岸でのライトカゴ釣りは海水浴シーズンが終わってからに
しようと思います。

紀州釣りライトカゴ釣り

安価なリールを購入

先日、フィッシングマックス神戸ハーバー店に立ち寄った時に、カゴ売りしていれば買い足そうと
思っていた、ダイワのジョイナスを見かけました。

以前より、使っている安価なリールですが、使用感には問題なく、トラブル無しで使えています。

 外部リンク:ダイワ ジョイナス

紀州釣りでは2500番、ライトカゴ釣りでは3500番か4000番、遠投ロケットカゴ釣りは5000番を
主に使っていますが、今回は紀州釣りにもライトカゴ釣りにも使えるように3000番を2個買いました。
(単価3,187円 税込み)
・ダイワ ジョイナス3000番


ついでに安価なPEライン4本撚り2号200mも買いました。
(単価1,364円 税込み)
・PEライン4本撚り2号


遠投が出来るように、適度な下巻をして、スプールいっぱいにPEラインを巻き上げようと思います。
重量260gなので、手返し重視の釣りで活用できると思います。
機会が有れば、ちょい投げ釣りでも使おうと思います。

下巻にナイロンライン5号25mを巻いて、Peライン2号200mをスプール一杯に巻き上げました。
・PEラインに巻替え


これで、ライトカゴ釣りでなら6号カゴを使って70m以上の投点まで投げることが出来ると思います。

釣り場紹介


2024年7月21日8時過ぎより、 釣り場巡回(須磨漁港~垂水漁港)してきました。

今日の目的は、各釣り場の状況確認と、垂水漁港の紀州釣りの常連さんの状況確認です。
天気は晴れで、風が少し吹いていますが暑くなりそうです。

ヨットハーバー横には、7人居ました。
ファミリーの釣り人は、サビキ釣りで小アジを釣られていました。
西側近くでシラサエビ餌のカゴ釣りで2名が真鯛を狙っていましたが小さなチャリコしか反応がなかったようです。
・ヨットハーバー横


千守突堤は、東側に7人、西側に5人居ました。
・千守突堤


須磨浦漁港には、東波止に7人、西波止に2人居ました。
・須磨浦漁港


須磨での赤潮は薄く流れていました。

ここから垂水漁港に向かいます。

東波止には8人居ました。
・東波止


知り合いの2人が過去に配布した棒ウキを使って紀州釣りをされていました。
観ている間に、40㎝ちょっとのチヌ、30cmちょっとのチヌを釣られました。
・見ている間にチヌ


ウキにはチューニングシンカーを追加して、当たりの判別がし易いように手をくわえていました。

昼前になると、汗が噴き出す程の暑さで、昼間の釣りはちょっと厳しい感じです。
朝・夕の少し涼しい時間帯で釣行を考えたいと思います。

紀州釣り

紀州釣りで使用しているダンゴ杓のメンテナンスと改造を行いました。

先ず、各ダンゴ杓のグリップに巻いているすべり止めを取り除きました。

普段使いの杓で、左側から順に、以下のような杓です。
 ①第一精工 プラスチック杓・特大カップ
 ②プラスチック杓・特大カップの柄をヤスリの柄に交換した物
 ③プラスチック杓・特大カップの柄をダイソーすりこ木に交換した物(新作)
 ④第一精工 紀州ダンゴ杓
・ダンゴ杓


3つ目の杓を今日改造作成しました。
プラスチック杓・特大カップのグリップの接着部分をライターで炙って緩めて外し、すりこ木の先にΦ7の穴を
ドリルで開けて接着剤で固定しました。
長さは丁度、第一精工 紀州ダンゴ杓と同じくらいになり、これ1本で長く持てばダンゴを上手投げで投げることも
短く持てばダンゴを下手投げでも投げることも出来る杓になりました。

遠投用で使っている1mちょっとの長尺のダンゴ杓です。
・長尺のダンゴ杓


後は、ダイソーで買った、すべり止めシートをグリップに巻いて、タコ糸で縛って固定すれば、日常で使用出来る杓になります。
すべり止めシートをグリップに2重巻き出来るサイズに切って、タコ糸で締めながら固定します。
・すべり止め用部材


4本の杓のグリップ部分にすべり止め巻き付け固定しました。
・すべり止め巻き付け固定


・グリップ部分


紀州釣りで使用する杓のメンテナンスはこれで完了です。

紀州釣りウキ自作

私は、自作するウキの素材として、ホームセンター等で売られている建材用のバックアップ材丸を使用しています。
ウメズの軟質発泡ポリと同じ材質の発泡ポリエチレン素材です。

このバックアップ材丸には、釣具店で売られているウキ用の発泡素材のような中心穴が開いていません。
そのため、今まではステンレスばね材Φ1の片側をやすりで尖らせた治具を使って、自分で中心を狙って
突き通して穴開けしていました。
今回、寝ウキ用にカーボンソリッドΦ1.5を寝ウキ用の長さに切り揃える時に、1本だけ短く切ってしまい、
それを穴開け治具用に片側をやすりで尖らせた治具にしました。
バックアップ材丸に突き刺すと、しっかり真っ直ぐに入っていくので、穴開け加工がし易くなりました。
・センター穴開け治具


穴開けについては、何十回かやって慣れて来れば、ほぼ真ん中に突き通すことが出来ると思います。

また、バックアップ材丸は発泡ポリエチレン素材なので、目印部分に発色の良い蛍光塗料を塗布して定着させるには、
下塗り剤として、ミッチャクロンマルチの塗布が必須ですが、最近は筆塗りではなく、なめたけの瓶にミッチャクロン
マルチを八分目まで入れて、そこに目印部分をじゃぶ漬けして、余分なのを振り落として乾燥をするように手抜きを
していますが、塗り斑が無く簡単に下塗りが出来るので、これでやっています。
・ミッチャクロンマルチ塗布方法


 過去記事:自作ウキに使っているバックアップ材丸の塗装について

バックアップ材丸を使用したウキ作りでは、素材が柔らかく工芸品のようなウキを作ることは出来ませんが、素材の特徴を
活かして、ウキに必要な機能・性能を実現することは出来ます。
バックアップ材丸を活用したウキ作りはまだまだ一般に普及していませんが、少しでも普及させていきたいと考えています。

紀州釣りウキ自作

紀州釣り用の自立棒ウキをたくさん作っているのですが、棒ウキ用ケースの安価なものを探していました。

今日、買い物に行って、たまたまダイソー商品を見ていたところ、良い感じの筒状のケースが目につきました。
税込み330円の書類ケースで、長さが63㎝~107㎝に可変できる都合の良いもので、2個買いました。
内径も7㎝以上は有り、自作の棒ウキを収納して釣り場に持って行くのに丁度良い感じです。

・ダイソー書類ケース


今までは、マルシン漁具 ウキ入夜光 XLを買っていたのですが、ダイソー書類ケースを転用すると半額です。

作り溜めた棒ウキがたくさん有るので、紀州釣りで釣行するときに色々な種類を持って行くことが出来ます。

紀州釣りウキ自作

先日、紀州釣り用『水雲ウキ』寝ウキ遠投バージョンのサンプルを、垂水漁港で紀州釣りをされている方に配布し、
感触を試して貰いました。

自分用として視認性と敏感性をもう少し向上させるための改良を行います。
視認性については、目印部分の長さを70㎜に伸ばします。
敏感性については、ウキ環の近くにチューニングシンカーを付加し、寝姿から立ち姿への起き上がりの負荷を低減します。
てこの原理で、支点をウキ環から50㎜(ビーズを付けた位置)に合わせ込むことで、軽い引きでも寝姿から立ち姿に移行します。

・寝ウキの改良


上側:浮力部分と目印部分に、バックアップ材丸のΦ15を使ったもの
軸のカーボンソリッドはΦ1.5を使い、2000÷12≒166.6㎜としました。
浮力部分を逆涙型にしたもの(浮力:ウキ環から浮力の間隔50㎜で0.2号相当で立つ)
 軸:カーボンソリッドΦ1.5 166.6㎜
 目印:バックアップ材丸Φ15 70㎜(蛍光オレンジ塗布、チューニングシンカーΦ1.0 40㎜(0.33g)を下側に埋め込み
 浮力:バックアップ材丸Φ15 30㎜を逆涙型に加工、(ウキ環から50㎜の位置に固定)、ビーズを付けて補強
 ウキ環:ステンレス針金Φ0.55 30mmを曲げ加工し、木綿糸で軸に巻いて瞬間接着剤で固定。
 (チューニングシンカーΦ1.0 40㎜(0.33g)を付加し、ウキ環に収縮チューブΦ2 25㎜を広げて被せてライターで収縮)
 重量:2.4g

浮力部分と目印部分は、バックアップ材丸のΦ20を使います。
軸のカーボンソリッドはΦ1.5を使い、2000÷12≒166.6㎜としました。
浮力部分を逆涙型にしたもの(浮力:ウキ環から浮力の間隔50㎜で0.3号相当で立つ)
 軸:カーボンソリッドΦ1.5 166.6㎜
 目印:バックアップ材丸Φ20 70㎜(蛍光オレンジ塗布、チューニングシンカーΦ1.0 40㎜(0.33g)を下側に埋め込み
 浮力:バックアップ材丸Φ20 30㎜を逆涙型に加工、(ウキ環から50㎜の位置に固定)、ビーズを付けて補強
 ウキ環:ステンレス針金Φ0.55 30mmを曲げ加工し、木綿糸で軸に巻いて瞬間接着剤で固定。
 (チューニングシンカーΦ1.0 80㎜(0.66g)を付加し、ウキ環に収縮チューブΦ2 25㎜を広げて被せてライターで収縮)
 重量:3.1g

この寝ウキでの挙動は、30m程の投点で少し長めのハワセで、以下の様なイメージの動きを予想しています。
 ・ダンゴが割れる前は、ウキにテンションが掛かっていれば半立ち状態。
 ・ダンゴが割れる前のウキがピョコピョコ動くダンゴ当たり。
 ・ダンゴが割れて刺し餌が出ると寝姿状態。
 (ウキにテンションが掛かっていない等で、ダンゴの割れ判別が難しい時は、ラインを張り気味にして見極める)
 ・餌盗りの当たり、ボラのスレ当たり、前当たり等は波紋が出たり半立ちまでの状態。
 ・餌の食い込みが有れば寝ウキがピョコンと立ち上り、それからスッと沈んでいく。
ウキが立つ本当たりを合わせて、魚を掛けます。

視認性は非常に良く、ウキの挙動もイメージ通りになると思います。
後は、この寝ウキで実釣して、魚を掛けようと、釣り場の模索をしているところです。

釣り場紹介

今年の須磨海岸の海開きは明日、7月11日からとなっています。

 外部リンク:須磨海水浴場は7月11日に海開き‼

須磨海岸の「須磨海水浴場」は7月11日に海開きです。
7月11日(木曜)から8月25日(日曜)までの46日間が須磨海水浴場になります。
遊泳時間は9時30分から17時00分までです。














昼間の時間帯は、海岸での釣りを控えなければいけなくなります。
波止や突堤からの釣りも範囲が狭くなると思います。

須磨シーワールド前、千守突堤横、須磨駅前に海の家が開設されています。
沖には水上場活き進入防止の為のブイや、サメ避け・ラゲ除けネットが張られています。
未だ梅雨が明けていませんが、暑い日が続いているので

釣り場紹介

2024年7月7日7時半より、 釣り場巡回(須磨漁港~垂水漁港)してきました。

今日の目的は、各釣り場の状況確認と、垂水漁港の紀州釣りの常連さんに、先日試作した
紀州釣り用『水雲ウキ』寝ウキ遠投バージョンを試して貰おうと配布を考えていました。
併せて、垂水漁港でウキ自作をしている常連さんが居たらミッチャクロンマルチのサンプルを
配布しようと考えていました。、

天気は晴れで、風が少し吹いていますが暑くなりそうです。


ヨットハーバー横には、作業船が1隻停泊していますが東側にフカセ釣りで1人、西側に紀州釣りで1人居ました。
・ヨットハーバー横


紀州釣りの人は、良い感じの自作の寝ウキを使われていたので、サンプルで寝ウキ1本進呈しました。
暑さのせいか魚の反応が悪いようです。
赤潮が出ていました。
・赤潮


・千守突堤


須磨浦漁港には、東波止にちょい投げやウキ釣りで8人居ました。
こちらも赤潮が出ています。
・須磨浦漁港


赤潮の下をじっと見ると、20㎝程のイワシの大きな群れが入っているようで、漁港内を回っています。
(このイワシの群れは、昼過ぎの帰りに見た時は、もう居なくなっていました)
・赤潮の下にイワシの群れ



ここから垂水漁港に向かいます。

垂水漁港のタンク裏は東側に4人、ウキサビキとウキ釣り、ちょい投げ等でした。
・タンク裏東側


西側には作業船が停泊しています。
・タンク裏西側


東波止には4人居ました。
・東波止


知り合いの1人が紀州釣りをされていたので、寝ウキを進呈しました。
ダンゴ材にアミエビを混ぜていたので、粘りの強いダンゴで割れるまで時間が掛かります。

少し横で眺めていましたが、20m程の投点で長めのハワセで、イメージしていた寝ウキの動きをしています。
Φ18の寝ウキを使って貰いました。
 ・ダンゴが割れる前は、ウキにテンションが掛かっていれば半立ち状態。
 ・ダンゴが割れる前のウキがピョコピョコ動くダンゴ当たり。
 ・ダンゴが割れて刺し餌が出ると寝姿状態。
 ・餌盗りの当たり、ボラのスレ当たり、前当たり等は波紋が出たり半立ちまでの状態。
 ・餌の食い込みが有れば寝ウキがピョコンと立ち上り、それからスッと沈んでいく。
ウキが立つ当たりを合わせて、20㎝程のキビレを掛けました。
この後も、ダンゴ割れ後のウキが立つ当たりで大きなボラを1匹掛けていました。

視認性は非常に良く、ウキの挙動もイメージ通りの結果でした。
寝ウキを実釣で試して貰い、ウキが軽くてダンゴの飛びも良く、良い感じに使えそうとコメントを貰えました。

この後、ウキ自作の常連さんが冷やかしで来られたら、バックアップ材の塗装の下地用でミッチャクロンマルチを
サンプルで小瓶に詰めたのを準備していたのですが、ウキを自作している人が1人観に来られたので、
ミッチャクロンマルチを小分けしたものと寝ウキのサンプルを進呈しました。

結局、寝ウキは4人に計5本配布しました。
実釣で寝ウキの動きも確認できたので、今日の目的は果たせました。

紀州釣りウキ自作

先日は、紀州釣り用『水雲ウキ』寝ウキ遠投バージョンの試作で、Φ18のバックアップ材丸を使い、
12本の試作をしました。

浮力部分を逆涙型にしたもの(浮力:ウキ環から浮力の間隔50㎜で0.4号相当で立つ)
・『水雲ウキ』寝ウキ遠投バージョン Φ18


今回は、Φ20とΦ15のバックアップ材丸を使い、各6本の追加試作をしました。

浮力部分と目印部分は、バックアップ材丸のΦ20を使います。
軸のカーボンソリッドはΦ1.5を使い、2000÷12≒166.6㎜としました。
この形で寝ウキに仕上げた時の材料単価は約40円です。(12本作って総額500円程の材料費です)
浮力部分を逆涙型にしたもの(浮力:ウキ環から浮力の間隔50㎜で0.5号相当で立つ)
 軸:カーボンソリッドΦ1.5 166.6㎜
 目印:バックアップ材丸Φ20 50㎜(蛍光オレンジ塗布、チューニングシンカーΦ1.0 40㎜(0.33g)埋め込み
 浮力:バックアップ材丸Φ20 30㎜を逆涙型に加工、(ウキ環から50㎜の位置に固定)、ビーズを付けて補強
 ウキ環:ステンレス針金Φ0.55 30mmを曲げ加工し、木綿糸で軸に巻いて瞬間接着剤で固定。
 (ウキ環に収縮チューブΦ2 15㎜を広げて被せてライターで収縮)
 重量:2g
・『水雲ウキ』寝ウキ遠投バージョン Φ20


浮力部分と目印部分は、バックアップ材丸のΦ15を使います。
軸のカーボンソリッドはΦ1.5を使い、2000÷12≒166.6㎜としました。
この形で寝ウキに仕上げた時の材料単価は約40円です。(12本作って総額500円程の材料費です)
浮力部分を逆涙型にしたもの(浮力:ウキ環から浮力の間隔50㎜で0.3号相当で立つ)
 軸:カーボンソリッドΦ1.5 166.6㎜
 目印:バックアップ材丸Φ15 50㎜(蛍光オレンジ塗布、チューニングシンカーΦ1.0 40㎜(0.33g)埋め込み
 浮力:バックアップ材丸Φ15 30㎜を逆涙型に加工、(ウキ環から50㎜の位置に固定)、ビーズを付けて補強
 ウキ環:ステンレス針金Φ0.55 30mmを曲げ加工し、木綿糸で軸に巻いて瞬間接着剤で固定。
 (ウキ環に収縮チューブΦ2 15㎜を広げて被せてライターで収縮)
 重量:1.7g
・『水雲ウキ』寝ウキ遠投バージョン Φ15


寝ウキの形状は、浮力部分と目印部分を分離したセパレートタイプで、目印部分の長さを50㎜と長くして視認性を
確保しています。

30m~40mの遠投でも、少しハワセの時、以下のウキの状態で魚の当たりが判別できると思います。
 ・ダンゴが割れる前は、ウキにテンションが掛かっていれば半立ち状態。
 ・ダンゴが割れて刺し餌が出ると寝姿状態。
 ・餌盗りの当たり、ボラのスレ当たり、前当たり等は波紋が出たり半立ちまでの状態。
 ・餌の食い込みが有れば寝ウキがピョコンと立ち上り、それからスッと沈んでいく。

※ウキ環から浮力部分の端までの長さを良い位置に合わせると、軽い負荷でも寝姿から起き上がってくれますが、
 この位置が短いと起き上がらずに寝姿からズルっと斜めに沈んでいく寝ウキになってしまいます。
 最初は、このバランスを意識できていなかったので失敗でしたが、今は良い位置を割り出せたので、
 理想のイメージ通りに食い込んだ当たりで浮力の下部を支点に回転して立ち上がってくれる寝ウキになりました。
 他の人が使わない素材と形状で、『水雲ウキ』としてのこだわりの遠投用の寝ウキが作れたと思います。
 色々と考えてみましたが、てこの原理で、目印部分の微妙な重さの違いで、寝姿から立ち上がる荷重が違います、
 但し、バックアップ材丸の軽い素材特性(ウキ素材で一般に使われている硬質発泡と比べて質量が約1/5)なので、
 太いサイズの目印でも小さな荷重で起き上がる寝ウキに仕上げられました。
 ウキ環も近くにチューニングシンカーを付ければ、更に小さな荷重で起き上がる寝ウキに仕上げられると思います。
 これは、軽い素材のバックアップ材丸を使用した目印、浮力でしか実現しえない特徴です。
 「水雲ウキ」の作り方を応用して、他にはない独創的な寝ウキが実現できたと思います。
 私と同じく視力の衰えを感じながら、ウキ当たりをしっかり視認して、合わせて魚を釣り上げたいという人にお勧めです。

遠投した時に、視認性を重視するか敏感性を重視するかで使い分けすることになります。

参考までに、Φ20の試作品の寝姿と、既定の負荷を付けて立ち姿を載せておきます。
寝ウキの特徴である魚の当たりで負荷が有ると、寝姿から立ち姿に変化するので、遠投していても当たりの視認が出来ます。
・寝姿


・立ち姿



垂水漁港の紀州釣りの常連さんは、駆け上がりの向こう側の30m程を狙ってダンゴを投げる人も居るので、
釣り場巡回時に使って貰えそうな人にサンプル配布も考えようと思います。
< 2024年07>
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