評論家の隠れ家

須磨の海とそこに集う人々に魅了された釣り師です。 主に紀州釣り、たまに遠投ロケットカゴ釣りをやっています。

分類無し

2025年4月9日夜に、須磨漁港(と言っても船溜まりですが)で逮捕騒ぎが有ったようです。

逮捕容疑は、同日午後8時40分ごろ、神戸市須磨区若宮町1で、職務質問中の男性署員(41)の首元をつかんだ疑い。
兵庫県警は大阪市鶴見区の会社員の男(28)を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕したと10日発表した。

単純に禁止区域で釣りをしたから逮捕されたのではなく、通報を受けて来た警官に暴行まがいの行為をしたようです。
神戸市民では無い人が、須磨の海岸でトラブルを起こして警官に暴行して逮捕されたという感じです。

海岸では事故やトラブルを起こさず、港湾関係者の指示に従っていれば、黙認して貰える場合も有ります。

・神戸市須磨区若宮町1


 外部リンク:TikTok配信者を逮捕 禁止場所で魚釣り、職質した警官に暴行か

 外部リンク:禁止区域の釣り動画をライブ配信 視聴者が110番→警官の首元つかみ抵抗した28歳男を逮捕

ここで、神戸市の釣りに関する規制について考えてみましょう。
神戸市内で須磨区以東は、神戸市港湾施設条例によって海岸線が大幅に規制されています。
神戸の地は、歴史上10世紀近くまで遡っても大陸との貿易拠点で栄えており、現在にまで引き継がれたので、
日本の物流拠点としての役割上、貿易に関わる港湾施設にまで立ち入って荷役の邪魔をする釣り人を排除する
必要性から条例での規制が類推できますが、荷役に関係が無い海岸線まで規制する必要性は無いと思います。
個人的には、50年も前に釣りが規制された神戸市港湾施設条例は正しく見直すべき時期に来ていると思います。

 過去記事:水産庁の「漁港における釣り利用・調整ガイドライン(案)の公表について

今の条例改定には、利権が絡む議会勢力図の大幅な変革が必要なため非常に難しいとは思います。
「悪法もまた法なり」という古代ギリシアのソクラテスの名言が有りますが、市民目線で正していく必要も有ります。
市長、市会議員の選挙の時には私も熟慮して投票し、今後に期待したいところです。
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