紀州釣りウキ自作
紀州釣り用『水雲ウキ』寝ウキの試作
思ったようにならないので、先日、ウキ環から浮力部分までの位置を可変できる試作品を作りました。
過去記事:『水雲ウキ』の寝ウキバージョン
これを使って、ウキ環から浮力部分の間隔を変えてみて、どれ位の負荷でウキが立つのかを見てみました。
ウキ環から浮力部分の間隔が狭いとウキが上手く立たず、負荷を増すと浮力部分が沈んでしまう状況でした。
間隔を変えて試行を繰り返して、50㎜程の間隔を開ければ軽負荷でもウキが立ち上がることが確認出来ました。
当たりの反応が良い感じに出来る寸法が見えたので、試作をしてみました。
浮力部分と目印部分は、バックアップ材丸のΦ13、Φ15、Φ18を使います。
軸のカーボンソリッドはΦ1.5を使い、2000÷13≒154㎜としました。
この形で寝ウキに仕上げた時の材料単価は約40円です。
浮力を逆涙型にしたもの(浮力:ウキ環から浮力の間隔50㎜で0.15号相当で立つ)
軸:カーボンソリッドΦ1.5 154㎜
目印:バックアップ材丸Φ13 30㎜(蛍光オレンジ塗布、チューニングシンカーΦ1.0 40㎜(0.33g)埋め込み
浮力:バックアップ材丸Φ13 30㎜を逆涙型に加工、(ウキ環から50㎜の位置に固定)
ウキ環:ステンレス針金Φ0.55 30mmを曲げ加工し、木綿糸で軸に巻いて瞬間接着剤で固定。
(ウキ綸に収縮チューブΦ2 15㎜を広げて被せてライターで収縮)
重量:1.3g
浮力を逆涙型にしたもの(浮力:ウキ環から浮力の間隔50㎜で0.2号相当で立つ)
軸:カーボンソリッドΦ1.5 154㎜
目印:バックアップ材丸Φ15 30㎜(蛍光オレンジ塗布、チューニングシンカーΦ1.0 40㎜(0.33g)埋め込み
浮力:バックアップ材丸Φ15 30㎜を逆涙型に加工、(ウキ環から50㎜の位置に固定)
ウキ環:ステンレス針金Φ0.55 30mmを曲げ加工し、木綿糸で軸に巻いて瞬間接着剤で固定。
(ウキ綸に収縮チューブΦ2 15㎜を広げて被せてライターで収縮)
重量:1.4g
浮力を逆涙型にしたもの(浮力:ウキ環から浮力の間隔50㎜で0.3号相当で立つ)
軸:カーボンソリッドΦ1.5 154㎜
目印:バックアップ材丸Φ18 30㎜(蛍光オレンジ塗布、チューニングシンカーΦ1.0 40㎜(0.33g)埋め込み
浮力:バックアップ材丸Φ18 30㎜を逆涙型に加工、(ウキ環から50㎜の位置に固定)
ウキ環:ステンレス針金Φ0.55 30mmを曲げ加工し、木綿糸で軸に巻いて瞬間接着剤で固定。
(ウキ綸に収縮チューブΦ2 15㎜を広げて被せてライターで収縮)
重量:1.5g
寝ウキなので、ダンゴが割れて刺し餌が出れば通常は寝ていて、刺し餌を魚が咥えて引けば、浮力部分の下部を
支点にして目印がピョコンと立ち上がるので、これで魚の当たりを捉えられます。
径の太い目印が立ち上がるので、視認性は良いと思います。