分類無し
播磨灘のいかなご新子漁が3月11日の1日で終了
(大阪湾は今年のいかなご新子漁は休業)
外部リンク:播磨灘でのイカナゴシンコ漁が3月11日で終漁!漁期は1日のみ
外部リンク:目の前で1kg6000円が7000円、そして8000円に 記録的な不漁続く「イカナゴ」価格高騰 兵庫・播磨灘の漁は初日のみで“打ち切り”に
・いかなご
資源の枯渇の回避を考えると妥当な対応だと思います。
いかなごの新子が大漁で、安価に購入が出来るのであれば、メバル釣りの撒き餌として購入して
使いたいところですが、今年も無理なようです。
別途、個人的に気になっているのは、海水温が上昇してきた時期に海底耕うんが実施されていることも
いかなご資源の減少を加速させているのではと危惧しています。
外部リンク:豊かな海を目指しての海底耕うんの取組について
海底耕うんで海底を耕して、海中の栄養塩を増やして、プランクトンの餌を増やそうとしています。
しかし、いかなごは海水温が16℃以上に上昇してくると夏眠する習性が有ります。
夏眠の寝入り端の時期に海底耕うんをすることで、急に眠りから叩き起こされ、飢えた大型魚の格好の餌として
捕食され尽くすことも容易に想像できます。
海水温が上昇傾向にあり、夏眠する期間が長くなるので、海水温が下がってきて目覚めて起きる時期には、
いかなごの体力が消耗しているでしょう。
このような状況下での海底耕うんは、いかなごにとって迷惑なことをしていると思います。
いかなごを数年単位の禁漁とすることと、海底耕うんの実施も見直し廃止されると良いと思います。
有る面では良かれと思って実施している事が、いかなごにとっては最悪の状態を招いているかも知れません。
何かをするときには、想定しうる色々なことを考え、問題が有れば即見直す時期に来ているのではと思います。