分類無し
関テレ 報道ランナー 2022年5月26日の情報で・・・
外部リンク動画:神戸港の防波堤釣りに異変… 長年の「黙認」状態から一転禁止に 憤る渡し船業者 再開への遠い道
神戸港の沖合に浮かぶ10以上の防波堤には立ち入り禁止の条例が有り、防波堤へ侵入した場合は、
拘留または科料に処されることを理由に、神戸市から渡船を止めるような指導が入っているようです。
須磨浦一文字の渡船の今後については、以前に福田渡船さんに聞いています。
6月までは現状通り1,000円/人で渡船を行い、7月、8月は須磨海岸が海水浴場となるため渡船休業、
9月からの渡船が可能であれば1,500円/人に値上げして再開を予定している。
再開できるかどうかについては行政に従うとのことですが、須磨一文字と同様対応とするようです。
ところで、どのような条例で規制されているのか気になりましたので、調べてみました。
昭和48年に改訂して制定された内容で、半世紀も前のものなので実情に沿わない部分も有るでしょう。
外部リンク:神戸市港湾施設条例
■釣りに関連する内容部分の抜粋
第4章 規制
(行為の規制)
第19条 何人も、次の各号に掲げる行為をしてはならない。
(3) 岸壁、ドルフィン、物揚場又は護岸において魚釣りをすること。
第7章 罰則
(過料)
第44条 この条例に違反した者については、5万円以下の過料に処する。
釣り人からすれば、苦々しい条例ですが、条例は不変では無く、過去に何度も内容が改訂されており、
今後、直近(2023年06月10日任期満了)の市会議員選挙で、50年前に制定された当該の条例から、
第4章 第19条 (3)項を削除してくれる候補者が通るように活動すれば良いことになります。
但し、釣りに肯定的な人が多数居る訳ではないので、普通に考えれば難しいことでしょう。
一市民としては、何とかならないのかなと思う次第です。
これとは相反しますが、国土交通省では防波堤等の多目的使用に関するガイドラインが示されています。
過去記事:神戸市はどうして国土交通省が指定した「釣り文化振興促進モデル港」に手を挙げなかったのか?
神戸市が率先して、市内の海岸線全てで、気軽に釣りが出来るような環境整備に投資して欲しい。
別件ですが、農林水産省でも釣りに関する特集が公開されています。
外部サイト:海釣りを楽しむ
釣りも手軽に出来るレジャーとして認知・復権して欲しいと思っています。
※2022年5月30日に毎日放送4チャンネル18時30分から放送が有りました。
外部リンク:「30年近くやってるのに今ごろ...」人気釣りスポットが『立ち入り禁止』に